音声データのBPMを変えるAudacityの使い方
音声編集府とのAudacityでは、音声データのBPMを変更する事が出来ます。
BPMというのは、Beat Per Minutesの頭文字をとった略語で、一分間辺りの拍の回数を表す数値です。
楽曲と言うのは、BPMによって速度が変化するので、BPMの値を変える事によって、楽曲の速度を変更する事が出来ます。
通常、音声データの速度を変更すると、それに合わせて音程(ピッチ)も変化するのですが、Audacityでは、音声データのピッチを変えることなく、BPMを変更する事が出来るので、楽曲のBPMを変更する事が可能です。
「テンポの変更」エフェクトを使う
Audacityで、オーディオファイルに保存されている楽曲のオーディオデータのBPMを変更するには、「テンポの変更」というエフェクトを使います。
まず、選択ツールでBPMを変更したい波形の範囲を選択します。
もし、そのオーディオファイル全体を選択状態にしたい場合には、オーディオデータのクリップ名の箇所をクリックします。

そうすると、オーディオデータ全体が選択状態になるので、その状態でメニューバーの「エフェクト」をクリックして、表示された項目の中にある「変更:テンポの変更」をクリックします。

表示された「テンポの変更」画面で、ピッチの変更率や一分間の拍数と言った箇所に値を入力していきます。
「変更率」・「1分間の拍数(BPM)」・「長さ(秒)」の違い
「テンポの変更」画面には「変更率」・「1分間の拍数(BPM)」・「長さ(秒)」という3つの設定項目があり、このいずれかの箇所に入力する事でBPMを変更する事が出来ます。

「変更率」は、元の音声データからどれくらいBPMを変更させるかを設定する事が出来て、「1分間の拍数(BPM)」では、元の音声データのBPMからいくつのBPMに変更させるかを設定する事が出来ます。
「長さ(秒)」では、選択しているオーディオデータの範囲を、元の秒数から何秒の長さになるようにオーディオデータのBPMを変更するかを設定できます。
これらの設定項目のいずれかに値を入力して「OK」ボタンをクリックすれば、選択しているオーディオデータが、そのBPMの速度に変更されます。
AudacityでBPMを変更する際の注意点
先ほども説明しましたが、Audacityの「テンポの変更」というエフェクトでは、選択しているオーディオデータのピッチを変えずにBPMを変更する事が出来ます。
ただ、BPMを変更する際に、オーディオデータの中身を多少省いたりする処理がお粉れてしまいます。
ですので、BPMを変更すると、元のオーディオデータから多少はデータの劣化が起こってしまうので、その点は考慮してBPMの変更をAudaicityで行うようにしてください。
また、一度BPMを変更した音声データに対して、さらにBPMの変更を行うと、一回目の時より、さらに音質が劣化してしまいます。
ですので、もし、BPM変更後の再生速度が気に食わない場合に、BPMの変更をやり直す時には、いったん行った処理を元に戻してから、再度、BPMの変更を行うようにしてください。
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